こんにちは! JYB協会代表理事 森織円香です。
冬になり、「手足が冷たい」「なかなか温まらない」といった女性からのお悩みの声をよくいただきます。
そもそも女性に冷え性が多い理由は、男性と比べて筋肉量が少なく、皮下脂肪が多いからです。
また、生理周期によるホルモンの影響で血行の状態が変化しやすいという特徴もあります。
冷えやホルモンバランスの乱れを放置していると、肌荒れや肥満、体調不良など様々な不調に繋がってしまいます。
今回は、多くの女性が抱える冷え性やケアの方法について、ホルモンバランスと陰陽五行の視点からお伝えしていきます。
ホルモンバランスと冷え性の深い関係
女性ホルモンと体温調節の仕組み
女性の体温は、生理周期に合わせて約0.3~0.5度ほど変化します。
排卵期に向けて少しずつ上昇し、排卵後はさらに温かい状態が続きます。
しかし、生活習慣の乱れやストレスによって、このリズムが乱れることもあります。
夜更かしや不規則な食事、運動不足などで、基礎体温が下がってしまい、冷え性を引き起こしている場合もあります。
甲状腺ホルモンと代謝の関係
甲状腺から分泌されるホルモンは、体の代謝活動に深く関わっています。
朝は甲状腺ホルモンの働きが活発で、体が自然と温かくなりやすい時間帯。
夜は代謝が落ち着き、心地よい眠りに向かうように設計されています。
何らかの原因でホルモンバランスが崩れ、甲状腺ホルモンが少なくなると、代謝が低下し体温が下がりやすくなり、冷え性になることがあります。
ストレスホルモンが体に与える影響
現代社会では、仕事や人間関係など様々なストレスに囲まれています。
ストレスを感じると、血行が滞りやすくなり、手足が冷たく感じやすくなります。
陰陽五行から見る冷え性の原因と対策
気・血・水の巡りと体温管理
陰陽五行では、体の不調を「気・血・水」の不足や巡りの悪さといった観点から見ていきます。
- 「気」とは:体の中を巡るエネルギーのようなもの。呼吸や体温調節、消化、血液の循環など、体のあらゆる活動を支える源となっている。
- 「血」とは:体に栄養と潤いを届ける働きをしている。現代医学でいう血液の概念に近いが、より広い意味を持つ。
- 「水」とは:体内の水分バランスを整える働きをする。汗や尿、体液など、体内の水分の巡りと密接に関係している。
特に冷え性の方は、「気」「血」の不足や滞りが原因になっていることが多いです。
陰陽バランスの乱れが引き起こす冷え
陰陽五行では、あらゆるものが「陽」と「陰」に分かれているという考え方があります。
「陽」は温めの性質、「陰」は冷やしの性質を持ちます。
理想的なのは、この陰陽のバランスが取れた状態。
しかし、身体を冷やす飲食や薄着での身体の冷え、運動不足など、現代の生活習慣は「陰」にかたよりやすい環境にあります。
「陽」よりも「陰」にバランスが傾くことで、現代女性は冷えやすくなっています。
五臓六腑の働きと冷えの関係性
陰陽五行には、あらゆるものを五つの要素に分類し、それらの相互関係によって自然界や人間の体を説明する考え方もあります。
人間の体の機能を「肝・心・脾・肺・腎」の五つの臓器として捉えたもの。
それぞれが特有の働きと、他の臓器とのバランスを保つことで、健康な状態を維持すると考えられている。
その中でも、女性の冷え性と関係があるのが「肝」「脾」「腎」です。
- 肝(かん):血を貯蔵したり、自律神経を司ったりしている。熱を身体中に運ぶために必要。
- 脾(ひ):消化吸収を担い、血やエネルギーをつくる。体を温める上で大切な役割を果たす。
- 腎(じん):生殖機能を司り、生理周期とも深い関係がある。冷えに弱い臓腑。
この二つの臓腑のケアをすることが、温まりやすい身体づくりへのカギになります。
ホルモンバランスと陰陽五行からの体質に合わせたケア
ホルモンバランスを整える生活リズムの作り方
体の内側からのケアで大切なのは、規則正しい生活リズムです。
おすすめしているのは、23時までには就寝する習慣づくり。
深夜に「肝」の働きが活発になり、血がつくられます。
その時間には深く眠りについていることがポイントです。
また、就寝時間と起床時間を一定に保つことで、体内時計が整い、ホルモンの分泌リズムも安定してきます。
陰陽の観点から見直す食事
陰陽五行では、「脾」はエネルギーを作るところとされています。
つまり、日々の食事をどのように摂るかが、体を温める力に大きく影響するのです。
特に、以下の食材がおすすめです。
- 自然な甘味のあるもの(さつまいも、かぼちゃ、はちみつ、お米)
- 良質なタンパク質(魚介類、鶏肉、卵、豆類など)
- 旬の野菜(栄養価が高く、その季節に合った体質改善に適しているものが多い)
また、できるだけ冷たいものを避け、温かい食事を意識的に取り入れることで、脾胃の働きをサポートし、エネルギーをつくりやすい身体に導くことができます。
冷えに弱い臓腑を守る
寒さに弱い「腎」は、冬や冷えによって不調を起こしやすくなります。
次のことを意識するようにして「腎」を元気にし、冷えから守りましょう。
- 下半身を温める
- 下半身中心の運動をする
- 黒いもの(黒豆、黒ゴマ)や塩気のあるもの(味噌など)を食べる
気血水の流れを促す日常習慣
体を内側から温めるには、気血水の流れを整えることが大切です。
以下のような生活習慣を取り入れてみてください。
-
朝一番の白湯習慣
腎の働きが活発な早朝に、温かい白湯を飲むことで、体が目覚めやすくなります。
体を内側から温める習慣として続けやすいのも特徴です。
-
足元を温める工夫
足の裏には「湧泉(ゆうせん)」というツボがあり、ここを温めることで全身が温まりやすくなります。
お風呂上がりのケアとして、足裏のマッサージも効果的です。
-
呼吸と運動
ゆっくりとした深い呼吸は、気の巡りや自律神経を整えるのに役立ちます。
軽いストレッチや散歩などの適度な運動も、血行を促す習慣として取り入れやすいですね。
継続的な温めケアと生活改善のポイント
季節別の対策と注意点
四季の変化に合わせて、体調管理の方法も少しずつ変えていくと良いでしょう。
- 春:寒暖差による体調の乱れに注意。軽い運動で血と気の巡りを良くする。
- 夏: 冷房による冷えに注意。冷えたものより常温のものを飲食する。
- 秋: 春夏より、徐々に睡眠時間を長めに意識。温かい食材を意識的に取り入れる
- 冬:特に下半身を温かく保ち、腎の働きが弱らないようにする。運動するならスクワット。
体質に合わせた温めケアの選び方
陰陽五行では、一人ひとりの体質に合わせたアプローチを大切にします。
同じ「冷え性」でも、身体が冷えてしまう原因は様々。
次のチェック項目を確認して、自分がどのタイプに当てはまるか確認してみてください。
体質に合わせた冷え対策がわかります。
- 疲れやすい
- 鼻や口周りに不調が出やすい
- お腹が弱い
こんな人はお腹が弱くエネルギーが作られないため、温めるエネルギーが不足しています。次のようなことを意識してみてください。
- 温かいものを食べる
- 辛いものは控える
- 汗のかき過ぎに注意
- 肌や髪の乾燥
- 目が乾きやすい疲れやすい
- 寝不足
こんな人は血が十分にないため、温めたものを身体中に運べなくなっています。次のようなことを意識してみてください。
- 黒豆や黒ゴマなどを食べる
- 肉や魚を食べる
- 夜更かしはしない
- 生理痛がある
- 肩こりがある
- 下半身の冷えが強い
こんな人は血の流れが滞ってしまい、温まりにくくなっています。次のようなことを意識してみてください。
- 玉ねぎ、ねぎを食べる
- 脂質の高い食事は避ける
- 水分を摂る
まとめ:健やかな毎日のために
- 月のサイクル
- 季節の変わり目
- ライフスタイルの変化
これらによって女性のホルモンバランスは変わっていくため、誰でも、いつでも、同じようなケアをしていては冷えの悩みは解決しません。
また、一人ひとりの体質や生活リズムによっても、冷えに対するケアの仕方は違います。
ご紹介した方法を参考に、ホルモンバランスの変化や体質を意識したケアで、冷えの悩みを解消しましょう。
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